少額投資非課税制度(つみたてNISA)
2021年6月よりつみたてNISAを始めて、約2年9ヶ月が経過した。
開始してから今までの運用状況を公開しようと思う。
これから株式投資を行う予定の方の参考になればと思っている。
つみたてNISAは、店舗での証券会社ではなく、ネット上での証券会社(楽天証券)を利用している。
ネット上での証券会社を利用することにより、ネット限定の投資信託を購入することが可能になる。
ネット限定の投資信託を購入するメリットは、手数料が非常に安く設定されている商品(銘柄)がある事。
そのような商品を購入した場合、運用コストを抑えて長期投資を行う事ができる。
例:
▶店舗購入用 eMAXIS 全世界株式: 手数料(信託報酬) 0.66%
▶ネット限定 eMAXIS Slim 全世界株式: 手数料(信託報酬) 0.05763%
※どちらの商品も投資先が全く同じ
ネットでの銀行口座・証券口座を開設して、次につみたてNISA口座の開設手続きをし、開設した証券口座上に設定し開始。
投資した銘柄は以下の投資信託。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) 20万円/年の積み立て※
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 20万円/年の積み立て※
2銘柄に均等に毎月積み立てを継続。
※つみたてNISA(旧NISA)の1口座につき、1年間あたりの上限額は40万円まで。
現在の評価額
運用開始(2021年6月)から現在(2024年2月)までの運用実績。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 投資期間 2021年6月~2024年2月 現在の投資額合計 1,260,000円 現在の評価額合計 1,759,718円 評価損益 +499,718円(+39.66%) ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
投資信託の内訳
2023年12月までの積立分は、つみたてNISA(旧NISA)での取り扱いで、2024年1月以降の積立分は自動的にNISAつみたて投資枠(新NISA)での取り扱いに切り換わったので、内訳表が2つに分かれている。
内訳表が2つに分かれているが、同一の銘柄への投資を継続している。
上段がNISAつみたて投資枠(新NISA)。
下段がつみたてNISA(旧NISA)。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ●NISAつみたて投資枠(新NISA) 投資期間:2024年1月~2024年2月 ○eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 現在の投資額合計:29,999円 現在の評価額合計:32,892円 評価損益:+2,892円(+9.64%) ○eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) 現在の投資額合計:30,000円 現在の評価額合計:32,532円 評価損益:+2,532円(+8.44%) ●つみたてNISA(旧NISA) 投資期間:2021年6月~2023年12月 ○eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 現在の投資額合計:600,000円 現在の評価額合計:869,242円 評価損益:+269,242円(+44.87%) ○eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー) 現在の投資額合計:599,999円 現在の評価額合計:825,052円 評価損益:+225,052円(+37.50%) ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の株価のチャート
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の株価のチャート(つみたてNISA(旧NISA))
投資期間:2021年6月~2024年2月
株価は、上昇・下降を繰り返し、成長しながら推移している。
今回は運が良くて元本割れを起こすことがほぼなかった。
投資初期の段階で、元本割れ(当初の購入代金を下回る事)を起こす事がよくある。
大暴落を喰らえば、元本が3割~5割削られてしまう事が普通にある。
それを精神的に耐えきる事ができるかが株式投資の難しいところ。
大暴落を喰らっても、いずれ回復する事を信じて続ける事ができるのかどうか。
現在は株価の調子が良すぎるので、そろそろ大きな下落がきてもおかしくないところにきている。
まあ、10年・20年単位での長期投資だし、積立は自動でやってくれるので、暴落が来ても来なくても、投資している事を忘れてしまう位淡々とやるのが良いみたい。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の株価のチャート
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)の株価のチャート(つみたてNISA(旧NISA))
投資期間:2021年6月~2024年2月
全世界への分散投資の投資信託。株式の6割が米国株なので、先の米国株式(S&P500)の株価のチャートと傾向が似通っている。
以上、つみたてNISA(旧NISA)の運用状況でした。
今後もNISAつみたて投資枠(新NISA)として継続して、淡々と積立てていくのみだ。
近いうちに、新NISAのはじめかたについてまとめてみようと思う。
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